最終更新日:2024/01/31
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二段穴
(中段最小)
「穴」として認識された形状のうち初期認識で「タップ穴」「皿穴」に該当しなかったものは「ストレート穴」として認識されます
穴形状は穴コマンドによるモデリングを推奨します。切削サービスは各CADの穴コマンドにより生成されたモデリングを基に設計されており、タップ穴自動割り当て精度が向上します。
(削り(カット)によるモデリングでもタップ穴自動割り当ては可能ですが、ロジックと乖離するとタップの自動割り当てができず、ストレート穴、もしくはその他穴となるケースがあります)
切削サービスはSolidWorksのタップ識別方法設定におけるCAD名を「SolidWorks(A)」「SolidWorks(B)」と呼称しております。両者の違いは以下の様になります。
お客様のモデリング仕様に合わせて選択してください。
モデリング仕様「SolidWorks(B)」のお客様がタップ識別方法設定でCAD名を「ファイルタイプに従う」にしている場合、「SolidWorks(A)」のロジックが優先されます。
「SolidWorks(B)」のお客様はCAD名を必ず「SolidWorks(B)」に設定してください。
切削サービスのタップ穴認識ロジックは以下の様になります。
※切削サービスのタップ穴認識ロジックは小数点第3位を四捨五入にした値で設計されています。
※以降の表のCADは下記のバージョンのデフォルトを想定しております。
バージョンアップや個人設定により機能しない場合がございます。
Siemens PLM-NX 2206
タップ穴自動割り当て
※SW(A)は SOLIDWORKS 穴の仕様オプション「ねじ下穴ドリル直径」「ねじ山」で作成した時※SW(B)は SOLIDWORKS 穴の仕様オプション「ねじ山削除」で作成した時
見積材質をアルミ・樹脂にした場合、切削サービスはタップ穴の認識ロジックと同等のロジックにて、閾値内でインサート穴の選択が可能です。
インサートの材質はSUS304です。
呼び長さは各径ごと「0.5D」「1D」「1.5D」「2D」の4種類です。
ただし、選択できる径の数がタップ穴と異なりM2~M12までとなっております。
以下の条件に当てはまる皿(円錐形状)は「皿穴」として識別されます。
下記のような形状は「その他穴」として認識されます。その他穴が存在するときはサービス対象外となります。
先細り2段穴
90°以外の口元面取り
テーパー穴
斜め穴
口元フィレット
切削ねじ山
(meviy機能による
ねじ設定は可)
幅=2Rの貫通形状+90°口元面取り(片側)
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